マックスバリュ長松寺店

マックスバリュ長松寺店
節電実態調査の報告です!今回はマックスバリュ長松寺店についてです。

この店舗の具体的な節電対策については、
・外看板の照明の消灯
・通路の上に位置する照明(一部)の消灯、生鮮品などの棚の照明減灯もしくは消灯(いずれも一部)
・LED電球の使用(一部の照明)
・空調の28℃設定。チルドケースなどの温度設定においても震災以前と比較して上げている
・店舗南側の窓への遮光を目的に緑のカーテンの設置。
・店舗出入り口に大きな液晶パネルを設置、その日の発電量などの情報が発信を行っていた。

これらの対策で、約15パーセントの電力削減に成功したそうです。

感想
マックスバリュ長松寺店は、市内でも比較的大型の店舗であったため、節電への取り組みも大規模なものが多かったように感じました。24時間営業ということもあり、いつでもお客様に快適にお買い物をしていただけるよう、様々な工夫が見られていてとてもよかったです。

節電調査 オギノ貢川店

オギノ 貢川店
こんにちは

節電調査報告です!
今回は6月27日にオギノ貢川店に節電調査をしに行ってきました。店内に入ると、蛍光灯が減らしてあり、チルドケースの照明も減らしてありました。では実際にどのような対策を取っているのかインタビューしてみました。

オギノ貢川店では節電対策として
・店内照明および誘導看板の減灯
・空調やチルドケースの設定温度の見直し
・店内電力設備の省電力設備への転換
・休暇の分散及び延長 
などを行っていました。
そのほかにも独自の取り組みとして
・屋上に断熱用のシートを敷く
緑のカーテンの設置
といった取り組みを行っていました。

節電結果とこれからの目標
 これらの節電の結果、19~20%の節電を達成していました。さらにこれから25%の削減を目標としているそうです。

これからの対策
 これから電力需要が増える夏場に向けての対策として
・エアコンの温度設定の見直し
・フライヤーを一台停止する(実験中)
といった事を考えているそうです。

節電の意気込みと消費者へのメッセージ
 「オギノとしては荒川ダムの上に植林している。このような取り組みから資源活用、節電に努めていきたい。」
 「飲料などは冷やさなくてもいいものを買ってほしい。しかし家庭としては冷たい状態で買いたい。そういった点からもご不便をお掛けするが、ご協力いただきたい」
 
感想
 オギノ貢川店では、独自の取り組みを行っており、節電に対して様々なアプローチを考えていました。目標設定も高く、これからも大変ですが、継続的に節電に積極的に取り組んでいって欲しいと思いました。インタビューに答えて頂いた方もとても丁寧に応対して頂き、表から見えない対策を聞く事が出来ました。ありがとうございました。

節電実態調査


こんにちは!やまなしエコジャーナルです。
今回は、少し大がかりな調査に挑戦してみました。
テーマは「節電実態調査」です!
今年の3月11日に起こった東日本大震災により、現在多くの企業が様々な節電対策に取り組んでいますが、消費者が意識をして観察しないと気付きにくい取り組みも多いのではないかと僕たちは考え、今回はインタビュー形式で店舗へ調査をすることで節電への取り組みの実態を探ろうと思いました。

今回は、食料品などの取り扱いで節電への取り組みが比較的行い易く、僕たち自身も普段よく利用するスーパーマーケットを調査対象とし
マックスバリュ 長松寺店
・いちやまマート池田店
・オギノ貢川店
・やまと 竜王
・おかじま食品館
・アマノパークス敷島店
の店舗を対象に調査をすることにしました。

 調査は、事前に作成しておいたアンケートに沿い、アポイントメントは取らず突撃取材という形式でインタビューを行いました!今回は店長並びにマネージャークラスの経営に主体的に関わっている方にお話を聞きしました!

アンケート項目

1、3月11日の東日本大震災以後、節電のために新たな対策を行っていますか?

2、1で①と答えた方にお聞きします。具体的にどのような対策を行っていますか?
※複数回答可
①店内照明および誘導看板の減灯
②空調やチルドケースの温度設定の見直し
③営業時間の短縮
④店内電力設備の省電力設備への転換 例、白熱灯のLED化
⑤自家発電施設の設置
サマータイム制度の導入
⑦休暇の分散化及び延長
⑧その他(                                  )

3、1で①と答えた方にお聞きします。震災前と比較して何%の削減を達成しましたか?
①1%〜5%
②6%〜10%
③11%〜15%
④16%〜20%
⑤21%以上

4、電力需要の高まる夏に向けてこれからさらに行う節電対策はありますか?

5、4で①と答えた方のみにお聞きします。今後電力不足本番を迎える夏に向けてさらに具体的にどのような節電対策を行う予定ですか?2の選択肢から選んでください。
 ※複数回答可

6、4で①と答えた方のみにお聞きします。今後電力不足本番を迎える夏に向けて震災前と比較してさらに何%の削減を達成させる予定ですか?2の選択肢から選んでください。
※複数回答可

7、節電に向けての意気込みをお聞かせください

8、もし、消費者の立場で節電に向けてできること、もしくは消費者へのメッセージがあればお聞かせください。

山梨県立大学のソーラーパネル

やまなしエコジャーナルでは、山梨県内の様々な“エコ”についての記事を書いてきましたが、このエコジャーナルの活動の中心となっている山梨県立大学のエコな活動にはあまり触れていなかったと思います。そこで今回は我らが山梨県立大のエコな活動、それも今年になって設置されたソーラーパネルについて取材して参りました。

県立大屋上へ


普段は県立大の屋上には立ち入り禁止です。このように分厚い扉があり、簡単には入ることが出来ませんが、今回は特別に許可を頂き、入ることが出来ました。


そしてこれが今年度より取り付けられました、ソーラーパネルです。4×27枚の計108枚のソーラーパネルが設置されています。


このソーラーパネルは1枚あたり180Wの発電量で、合計19,4kwまで発電できます。五月は1日平均78kwの発電量でした。


別角度から


めったに見ることの出来ない屋上からの風景

ソーラーパネルについてのインタビュー

ソーラーパネル見学後、県立大のソーラーパネルについて総務課の加藤課長にインタビューをおこないました。


加藤課長

このソーラーパネルはもともと、平成21年からの県の事業の一環である「グリーンニューディール」のもと導入されたものであり、設置の際には大学側の負担は一切なかったそうです。この「グリーンニューディール」とは、県の公共施設などの屋上にソーラーパネルの設置やメガソーラー発電施設の建設など、クリーンエネルギーの普及のための事業のことです。
加藤課長は昨年までこのグリーンニューディールについての仕事を行っていたため、とてもグリーンニューディールについて詳しいお話を聞くことが出来ました。


ソーラー発電の発電量は県大1階にあるこのモニターでも随時確認することが出来ます。しかしこの規模のソーラーパネルではとても県大全体の発電量を賄うことはできないと加藤課長は言います。そもそも大学全体で消費する電力量はとても多く、2010年度の年間電力消費量は775,996kwにも及びます。
ソーラーパネルが導入されたのが今年からなのでどれほどの節約につながるかはまだ不明ですが、おそらく大きな節電にはつながっていないでしょう。

取材を終えて

今回は今までのエコジャーナルとは違い、県立大のなかという我々の最も身近な話題について取り上げました。しかしその小さな枠内でもグリーンニューディールのような県全体の事業についてのお話を聞くことが出来ました。私たちの身近な小さな話題も、大きな動きにつながっているのだなと感じることが出来ました。
これからも身近な小さな話題から大きな話題まで、どんどん取り上げていきたいと思います。

甲府の片隅からエコジャーナル新人記者のまるまがお送りしました。
では…

文責:まるま

山梨エコユースフォーラム前代表・諏訪部さんインタビュー

山梨エコユースフォーラムとは、山梨の学生の環境活動への意識向上を目標違った視点から活動しており、「エコを楽しく」をモットーに日々活動をしている団体です。

昨年12月に開催された全国大学生環境活動コンテスト(通称 ecocon2010)に出場、見事グランプリ・環境大臣賞を受賞したということもあり、今回は山梨エコユースフォーラムの前代表、諏訪部景子さんにインタビューをさせていただきました。


コンテストの様子

全国大学生環境活動コンテストとは、今年で第8回目の開催という比較的新しい大会で、山梨エコユースフォーラムは今回で3回目の出場。「斬新」「巻き込む」「信頼」というテーマのもとに、日々環境活動を行っている51団体が集いました。

大会参加者は、普段の活動内容を5分にまとめて発表。発表準備の過程において、自分たちの活動をより深く掘り下げて理解するということは、「活動の本質について改めて振り返る絶好の機会となり、質疑応答、意見交換を行うなかで様々な指摘やアドバイスを受けることにより、参加者は自分では気づかないような活動の新たな魅力や欠点にも気づくことができる」そうです。

全国グランプリに至るまで

しかし、エコユースフォーラムがグランプリを受賞するまでには多くの苦労があったそうです。特に、組織の運営面ではどのようにメンバーのモチベーションを保ち、マネジメントしていくかということは大きな課題であったそうです。
やはり、その中で大事なのは”仲間”の存在と”楽しむ“という視点だと諏訪部さんはおっしゃっていました。そこに自分の居場所があることで、組織内での自分の役割を見出すことができますし、楽しいからこそ活動をし続けることができます。このことをうまく実践しているからこそ、エコユースフォーラムは環境大臣賞を受賞することができたのではないか思います。
ちなみに、エコユースフォーラムではそのためにサポート部となるものを立ち上げ、組織運営を行う上で大きな役割を果たしているそうです。
メンバーを上手くサポートしつつ、どんな時も協力的に物事を対処しようとするリーダー像を、諏訪部さんからは感じ取ることができました。

後輩達へのメッセージ

そんな、諏訪部元代表が今後のエコユースに望むことは、これからは役職が交代し今まで三年生が行っていた様々な仕事や重責が今の一年、二年にふりかかるが”やらなきゃ”ではなく”やりたいからやる”という気持ちを失わずにいてほしいということ、エココンで優勝したからといってあまり気負わずに今まで通り”楽しく”をモットーに活動していってほしいそうです。

主なインタビューの内容はここまでです。

こんな素晴らしいリーダーのいたエコユース、きっとこれからも”楽しく”をモットーに環境啓発活動をしていってくれることと思います。
これからのエコユースの活動に目がはなせませんね。
我々エコジャーナルも今後もエコユースの活動をどんどん記事にしていきたいと思います。
それではまた・・

文責:エコジャーナル二年一同

若者のための環境×国際ミーティングin清里

こんばんは。
ととです。

2/25-2/27に、2泊3日のフォーラムに行ってきました。
その名も「若者のための環境×国際ミーティングin清里」!

KEEP協会のキープ・フォレスターズ・スクールというところの主催で、
全国から選ばれた14人の大学・大学院生を対象にしたフォーラムです。

今回見事第二回に選ばれたので参加させていただきました。
自宅の甲府からはさほどかからない距離にある清里
電車で1時間半くらいでしょうか。
標高はおよそ1450mで、清里駅は日本のJRで2番目に標高の高い駅だそうです。
晴天にも恵まれたものの、やはり雪が残っていました。


ここからはおこなったことを時系列に沿って大雑把に紹介。

まず、キープ協会の広大な土地にあるさまざまな施設を見学。
清里の歴史、キープの歴史を学びとることができました。
特別開放や特別臨時開館をしてくださり、ふだんは入れないような場所にも行かせていただきました。



豪華な夕食バイキングを終えて、一日目の気づきの書きとめの後に
自由交流会に参加しました。

少人数だったので、地元の話、環境や国際に関することで熱く語り合いました。

二日目は環境教育プログラム体験ということで、野外でフィールドワークを行いました。
雪が深く積もった森は、葉のない木々と雪の太陽光の反射によって
とても明るく、印象的でした。


座学では、「環境教育概論」や「ビジネスの視点について」を行いました。
NPONGOが抱える課題とは…?持続可能な社会を実現するための公正とは…?
単に知識を詰め込むのでは無く、意見を交わしあいながらの授業でとても受けやすかったです。
MM法という手法を用いて自身の意思を尊重した時間配分で発表もしました。

夜はナイトハイクにも出かけました。
甲府では決してみることのできないであろう美しい夜空の下で、
みんなで歩いたり、みんな離れて<ひとりだけ>の時間をもらって、
それぞれ寝転がり、将来のこと・自然のこと・家族のこと…いろいろと想いをはせることができました。

早くも最終日となり、日本で唯一のやまねミュージアムを見学した後、
ワークショップ「環境×国際リーダーになる!」を行いました。

この日のテーマは<歩き出す>。
「BrainStorming」という手法で、

・質より量
・あいのりOK
・自身の発言に責任は持たなくていい
・否定しない
・記録を取る

というルールのもとで
自分たちができること、起業の種、考え方や視点、その他伝えたいメッセージなどを
グループで出し合い、その後フォーラムのメンバー全員で共有し、出てきた言葉や意見をまとめて冊子にしました。


たった三日間でしたが、みんなととても近くなれて
みんなの強い想いを感じることができて
行動すること、感じることの大切さを学びました。

環境にせよなんにせよ、
取り組み、歩き出す上で大切なものは
「楽しむココロ」と「楽しむ仲間」だと思います。

楽しめなければ、続かない。心からそう感じます。

今回のフォーラムを通じ、
学びとれたことや感じ取ったことを
これからの人生にいかしていければ、と思いました。

長文失礼しました。
みなさんもこのような機会があればぜひ、行ってみてください。

きっと何かが動き、変わりますよ。


文責 とと

2011年2月の情報