まちづくり時習塾

こんにちは!ととです!

環境社会検定に受かって
調子のってます、すいません。

本日2/6に、まちづくり時習塾主催

2010 常永川・釜無川合流地の自然観察会の
第4回 カワセミの食卓〜バードウォッチング〜
に参加してきました。
会場は山梨県中央市臼井阿原のふるさと公園付近。

この自然観察会は第2回の時にも参加させていただいていて、今回は2回目の参加。

毎回案内人と呼ばれる方々がテーマに沿った観察会を進行なさるのですが、
子どもが楽しめるようにと考えられているので
鳥の知識のない私でも楽しめるところがミソ。

みなさん自分のことを覚えていてくださり、とてもうれしかったです。
今回も年齢・性別問わず多くの方々がご参加なさっていました。
そして今回は山梨日日新聞の取材も来ていました。

テーマはカワセミの食卓でしたが
まずは河原に出てバードウォッチング。
みんなフィールドスコープや双眼鏡越しに
ダイサギ・トビ・キジバトセグロセキレイなどを観察しました。

しばらくして
河原の草地の多いところへと移動しました。
なんとそこには犯行現場が!

「ガイシャは?犯人は?」

現場に残された遺留品(羽・骨、犯人のものと思しき糞など)を頼りに検証を進め、

1.ガイシャは羽の大きさ、色からマガモである。
2.羽のむしられ方が獣と異なること(キツネなどの獣は歯でかみちぎるため羽が綺麗な形で残っていない)から犯人は猛禽類であること
3.肉食特有の白い糞が残っていることから、捕食した後に上の木で休んだこと

などがわかりました。

一通り河原沿いを歩き、向かった先はカワセミの食事場。
カワセミは魚を捕らえると骨をグニャグニャにするため、何度も枝や地面にたたきつけてから飲み込むらしいです。
そのたたきつけた痕跡をみつけることができましたが、実際に食事をしている姿は時間内には見られず、枝にとまっているカワセミの姿しか捕らえることができませんでした。

さすが「鳥の宝石」と呼ばれるだけのことはあり、その美しさに感動したが、上に述べたような食事の仕方を聞くと、やはり野生の生き物は美しさだけでは生きていけないんだな、とも感じました。

カワセミは警戒心が強く、残念ながら写真に捕らえることはできなかったので、ネットで拾ったものをあげておきます。

これは左がメス、右がオスです。
求愛のためにオスがメスに魚をあげるのですが、
その魚のくわえ方は必ずオスが尾びれの方をくわえるのだそうです。

理由は簡単。メスが飲み込みやすい(うろこなどが突っかからないような)向きにして渡すからだそうです。

…ジェントルマンですね。

みなさんも見習いましょう。笑

ではでは。

文責 とと